【実録】物価高騰中でも家計を「月5万円」節約! 5人家族で実際にやったこととは?「食費」「水道光熱費」など、実例を交えてポイントを紹介
物価高といわれている近年、家計管理の苦労は並大抵のものではありません。そんな中、わが家では2年前より徐々に家計を改善し、支出を月約5万円減らすことに成功しました。そこで本記事では、どんな工夫をしたのかを紹介します。 ▼4人家族で食費「月8万円」は高い? 1人当たりの“平均”もあわせて解説
物価高騰中でもできる、節約のコツ
わが家では2年ほど前から家計管理の一環として、家計簿をつけて、無駄な費用を徹底的にあぶり出しました。項目ごとの節約ポイントを、わが家の実例を交えて紹介します。 ■食費 食費の節約術として効果の大きかったものは、以下の6つです。 ●外食を控える ●弁当、マイボトルを持参する ●食材を使い切る ●国産にこだわらない ●ビール、お菓子の買いだめをしない ●見切り品を買う わが家では多いときで月5回ほど、外食、テイクアウト、出前などを利用し1万5000円ほどの出費となっていました。また、子どもが生まれたばかりのときには生協などの宅配サービス、弁当の定期宅配も利用していましたが、家計を見直す際に一気に解約しました。 肉・魚も野菜も国産にこだわることをやめました。ぜいたく品は買いだめをやめ、欲しいときに都度買うようにしたら消費が減りました。近所のスーパーでは夜10時以降に見切り品シールを貼り始めるので、翌日食べる魚をよく買います。 ■水道光熱費 図1
経済産業省 省エネポータルサイトより引用 図1のとおり、家電製品別の電力消費割合上位はエアコン・冷蔵庫・照明で、この3つだけで夏季・冬季ともに5割を超えます。さらに冬季は風呂の給湯が増えるため、電気ガス代が高くなりがちです。 わが家で実践している電気・ガス料金の節約術は以下の2つです。 ●冷暖房を極力使わない ●給湯の水量を減らす(シャワーで済ませる) 図2
東京都水道局 よくある質問より引用 図2のとおり、家庭での水道使用量は洗車、食器洗い、シャワーの順に多くなっています。水道代を抑えるコツは「流しっぱなし」にとにかく気を付けることです。 ■通信費 わが家で実践している通信費の節約術は以下の2つです。 ●Wi-Fi契約の見直し ●スマホのキャリア乗り換え ポケット型のモバイルWi-Fiルーターを使用しました。ポケット型なら相場が安く4000円ほどで、家でも外出先でもスマホの通信費を抑えることができます。スマホは格安SIMを利用し、端末を自分で探し通販で買うことで費用を抑えています。 ■医療費 筆者が暮らす埼玉県さいたま市では、令和6年度より子どもの医療費助成が拡大され、18歳までの通院・入院が無料となりました。子どもは3人とも鼻炎・中耳炎持ちで毎週耳鼻科に行くので助かっています。大人は一度風邪をひいて病院に行くと2000円前後の医療費・薬代がかかります。医療費を節約するには健康でいるのが一番です。 ■趣味・遊興費 家計を見直すにあたって、お金がかかる趣味から、お金がかからない趣味、収入へとつながる趣味に少しずつ切り替えていきました。 【例1】 スポーツジム 月約1万円 →スポーツジム 月約5000円 →体を動かすアルバイト(収入プラス) 【例2】 漫画・ゲームでの課金 月約1000円 →課金せずにできる漫画・ゲームを利用 →ポイントをためてお金として使えるゲームのみ利用(収入プラス) ■服飾・美容品費 写真1