小泉進次郎氏ら自民若手が会見(全文1)政治不信乗り越える国会改革が必要
経済社会構想会議が議論してきた提言を発表
小泉:はい。まずは今日お集まりをいただきまして、本当にありがとうございます。それと牧島先生からお話があったとおり、急遽会場が9階のほうからこちらになったということで、お手間をお掛けしたところ、本当にすいませんでした。お越しいただいてありがとうございます。 今日こういった形で、記者会見という形で、われわれ、この経済社会構想会議が議論してきた提言を発表させていただく場に幹部だけではなくて、できる限りのメンバーの皆さんもこうやって一緒になって参加をしていただいたのは、まさにこの提言は誰か1人の力ではなくて、本当にみんなで何度も作り上げて、ときにはまとまりそうになったけども、もう一度議論が紛糾したから、スケジュールを決めないでやり直しだと、そういったやり取りも含めてみんなで作り上げたんだという思いがあるんで、こういった形でできる限り一緒に記者会見に出ようという形を取らせていただきました。 今回、提言のクレジットには有志一同という形にしたのは、やはりメンバーの中には、今まで取材された皆さんが分かるとおり、政務官、そして副大臣、政府の中に入っているメンバーの皆さんもいる中で、今回こういった形の議論の中では、発表するのは、われわれ政府の中に入っていない、そういったメンバーでやろうと。ただ思いはこの場にいない、議論に参加をしてくれた全てのメンバーの思いを込めて私たちが代わりにやりたいと思います。 今日、皆さんのお手元にお配りをしたものは、すでにお昼にお配りをしているので、もしかしたら皆さんもう全文目を通していただいているとは思いますが、あらためてかなり濃密な、深い、もちろん橘会長がおっしゃったとおり、われわれの経験では思いが及ぶ範囲っていうのは限界があったと思いますが、それでもかなり濃い議論やってきたと思いますので、私から6ページという、長くなりますが、あらためて皆さんと共有をするという意味で、読み上げをさせていただきたいと思いますので、しばし時間をいただきたいと思います。