立民米山隆一氏「随分な言い様」国民玉木代表の「党内で意見統一を」に反発、103万円の壁巡り
元新潟県知事で立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)が6日までにX(旧ツイッター)を更新。立憲民主党が「103万円の壁」見直しへの協力姿勢を打ち出したことをめぐり、国民民主党の玉木雄一郎代表が「まず党内でしっかり意見の統一を」との投稿に反発した。 【写真】真剣な表情で電話する小泉進次郎氏の隣で、一人ひそかに笑う玉木氏 玉木氏は5日、立憲民主党の野田佳彦代表と党首会談し、今後の両党の連携などについて協議。その中で国民民主党が掲げる「103万円の壁」の見直しに対し、立憲民主党が協力姿勢を打ち出した。そのことを受け、玉木代表はXで「立憲民主党側から103万円の壁の見直しについて協力したい旨のお申し出をいただきました。大変ありがたいことですが」と書き出した上で「盛んに反対の意見を発信されておられる方がいらっしゃるようなので、まず党内でしっかり意見の統一を図っていただけませんかとお願い申し上げました」と投稿した。 米山氏は玉木氏の投稿を引用し「立憲民主党内でこの件について何らの機関決定はされておりません」とした上で「論理的整合性が無い政策については、党内の議論があれば当然その旨申し上げます。立憲民主党は、そういう手続きを疎かにする政党ではないと信じておりますので」と記述。そして「それにしても、他党の意思決定過程に随分な言い様だと思います」と締めくくった。 米山氏は「103万円の壁」を巡り、「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(47)とネット上で舌戦を繰り広げている。