発売初日重版決定『色気は分娩台に置いてきました』著者の自虐コメント炸裂
インスタグラムの育児イラストで一躍ブレークしたヤマダモモコ氏の著書『色気は分娩台に置いてきました』(三才ブックス)は、26日の発売初日に重版が決定した人気ぶりだ。 幼馴染の夫ヒデ、昨年4月に生まれた息子りゅうくん、ネコちゃんと暮らす自称「育休中の自虐特化型アラサー」のヤマダモモコ氏がイラストで織り成す妊娠→出産→育児のノンフィクションエッセイは、見栄や世間体にまみれた現代のおしゃれママたちに一石を投じ、爆笑をさそっている。いったい、どんな人物なのか。気なることをすべて聞いてみた。
盛っているわけではない、実際の本人とビジュアル上のギャップほぼなし
かまわない髪型に二重あごで太り気味のプロレスラー体型、ハゲ気味、ヒゲ気味……超自虐的なイラストだが、実際のヤマダ氏とビジュアル上のギャップはほぼない。 「残念ながら、友人にも『そのまんまモモコだね』と言われます。インスタを見てから実際にお会いした人たちも『似ている』と。目標は『絵よりも全然キレイですね!』と言われることですね」
著書を盛り上げてくれたのは夫
妊娠初期のつわり時に、おしゃれ妊婦になれないと自覚したとか。 「常に気持ち悪く、タンクトップと短パンでトイレとベッドを往復する日々でした」 マタニティ雑誌には可愛い部屋着や洋服がたくさん載っていたが、「今あるもので、何とかなりそう」とほとんど買わずに過ごしたそうだ。 「妊婦さんは幸せオーラに包まれキラキラしたものだと思っていましたが、すっぴんで這いつくばって移動する私の場合は、完全に妖怪」 と、取材にも自虐が続くヤマダ氏だが、いわゆる“おしゃれ妊婦”はこの世の中に実在すると信じている。 「健診の際、素敵な妊婦さんやママさんが沢山いたし、正直めちゃくちゃ憧れてます。でも、妊娠中に経験するつわりやこむら返り、産後のドタバタ具合や悩みは、みんな一緒なんじゃないかな~?なんて」 頻繁に登場し、著書を盛り上げるのが夫ヒデ。交際を始めたのは社会人になってからだが、幼馴染ということもあり初めから結婚を意識していたと振り返る。 「わが家にいるチコという猫を引き取る際、婚約者か夫婦でなくては引き取れなかったため、正式に『じゃあ結婚しよう』と。結婚が先に決まってから『じゃあプロポーズしますか!』とプロポーズしてもらいました。事前予告制でしたが、めちゃくちゃ感動して泣きました! ちなみに泣き顔のブスさには定評があります」