マレスカ・チェルシーの守護神は誰だ 新加入GKヨルゲンセンは定位置確保に燃える 「競争するためにここに来た」
今夏も積極的な補強
ビジャレアルから2070万ポンド(約41億円)と言われる移籍金でチェルシーに加入したGKフィリップ・ヨルゲンセン(22)。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督が昨シーズン限りで退任し、エンツォ・マレスカ新監督が後を引き継いだチェルシーは今夏も積極的な補強を見せており、再び一から行うチーム作りでのポジション争いは大きな注目を集めている。新たなGKを獲得したことで正GK争いもポイントの1つとなるが、ヨルゲンセンロベルト・サンチェスとの定位置確保に燃えている。 「競争は常に良いことだ。私は彼や彼らと競争するためにここに来た。そしてもちろん、選ぶのは監督だ。私は毎日ベストを尽くし、成長するよう努めている。スペインでは常に後方からビルドアップし、ゴールキーパーと連携してプレイしようとする。その点については、かなり自信があると言える」 「もちろん、監督がどのようなプレイを望んでいるかについてはある程度の知識はあるが、非常に急だった。ビデオをいくつか見たし、昨日も練習した。でも、彼のプレイスタイルをもっとよく知るのを楽しみにしている。みんなが私をとても温かく迎えてくれた。ロベルトもね。彼はとても良い人で、良いトレーナーのようだ。私たちは良い競争ができると思う」(英『Daily Mail』より) チェルシーには昨シーズン、サンチェスが怪我した際に大活躍したセルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチもいるが、マレスカは後方から繋ぐサッカーを目指しており、スタイルに合わない同選手は売却される可能性もあると考えられている。 マレスカのスタイルに合うGKとして加入したヨルゲンセン。過渡期を迎えているチェルシーの守護神となれるのか。今シーズンの活躍に期待だ。
構成/ザ・ワールド編集部