毎度「ツワモノ」感がある! KTMのネイキッドスポーツ「KTM 990 DUKE」で走ってみました! ~夜道雪のちょっと寄り道~
便利な最新機能が盛りだくさん
メーターは大きくて見やすい5インチのカラーTFTデジタルメーターで、ハンドル左側に装備されたスイッチでライドモードやABSのモード切り替えなどができます。ゲームの設定画面みたいで楽しい!
WP製APEX 43mmフロントフォークとWP製APEXリアサスペンションは、5段階の減衰力調整機能付きなので走りも追求できそうです。 ちなみにUSB-Cコネクターも標準装備されているのでスマホの充電もできる。インカムが必要だけど、スマホとBluetooth接続が可能なので通話や音楽を聴くなどの操作も車体でできるんですって。これは便利ですね!
攻略したくなる走りを実感!
イグニッションキーをオンにしてスターターボタンを押すと力強くエンジンが始動! 新型フレームに搭載されるのは排気量947ccの「LC8c」と呼ばれるパラレルツインエンジンで、123PSの最高出力と103Nmの最大トルクを発揮するんだとか。期待しちゃいます。
ライドモードは「スポーツ」「ストリート」「レイン」があって、オプションで「トラック」と「パフォーマンス」なども設定できるそうです。まずは「ストリート」を選択します。 アクセルを開けるとさすが大排気量! 力強くトルクフルですがスムーズ。ギクシャクしない加速でとても扱いやすい! 「ストリート」はトラクションコントロール、スロットルレスポンスともに標準。街中での走行に適しています。
シートの前方が絞り込まれているのでニーグリップしやすくてハンドリングは軽快。座面はしっかり広めなので、私のデカめのお尻をしっかりホールドしてくれるので、コーナリングも安定していて素直に曲がってくれます。コーナーの立ち上がりでアクセルを開けるのが楽しい! 力強く加速してくれます。 そうしていよいよ「スポーツ」モードへ。トラクションコントロールの介入が最小限で、スロットルレスポンスはダイレクト。まさにスポーツ走行向きです。 アクセルを開けるといきなりグンと加速! 力強く引っ張られるような勢いのよい加速で、かなりヤンチャな感じです。かなりレスポンスがいいので、渋滞しがちな街中でのノロノロ運転は、低いギアだとギクシャクしちゃうかも。