アプリリアRS660シリーズ〈いま国内で買える新型バイクカタログ〉多彩な電脳&扱いやすさもあるミドルSS
2023 RS660[STD]:モダンで洗練されたデザイン
RS660のスタンダードモデル。デザインは凝縮感・塊感がありつつ、曲面を用いるなどしてダイナミックさも与えている。スポーツモデルに求められる空力性能を確保しつつ、美しボディラインでモダンかつ大人びた印象も演出しているのはアプリリアならでは。 当初はアシッドゴールドを含めて3色の設定だったが、2023モデルから新色2色展開に。レーシングブラックは黒がベースで赤をアクセントに。トリビュートは紺/白/赤の3色の配色。こちらはスポーティーでありつつ、軽快さもあるカラーだ。 【2023 APRILIA RS660[STD]】◼︎水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 659cc 101.3ps/10500rpm 6.83kg-m/8500rpm ◼︎169kg シート高820mm 15L ◼︎タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:トリビュート/レーシングブラック ●価格:159万5000円 ●受注開始日:2023年3月31日
2023 RS660 エクストリーマ:特製エキゾーストとカーボンパーツ
RS660の上級仕様。最大の特徴はSCプロジェクトのエキゾーストを装備していること。SCプロジェクトとはマフラー等のカスタムパーツを製造するイタリアのメーカーで、自社の敷地に構えるサーキットでのテストライドやMOTOGP参戦といったレースシーンでの実践経験を活かした製品開発を得意とする。 この本格志向のエキゾーストに見合ったバイクとするため、車体側にも様々な工夫が凝らされている。たとえば、逆シフト対応クイックシフトソフトウェアを組み込むことで、本格的なタイムアタックでの使用に耐えうる構成に。車体色にはイタリアンなチェッカーフラッグのパターンを取り入れることで、SCプロジェクトのロゴマークとの統一感を演出。 またもうひとつの大きな特徴として、カーボン製のアンダーカウルとフロントフェンダーを採用。これはエキゾーストとデザイン面で調和するのみならず、3kgの軽量化に貢献している。 SCプロジェクトとアプリリアのレース思想を体現した、より”走り”に振ったモデルといえる。 【2023 APRILIA RS 660 EXTREMA】◼︎水冷4スト並列2気筒DOHC4バルブ 659cc 101.3ps/10500rpm 6.82kg-m/8500rpm ◼︎166kg(乾) シート高820mm 15L ◼︎タイヤF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ●色:チェッカーフラッグ ●価格:181万5000円 ●受注開始日:2023年6月1日