【解説】新潟県中越地震から20年 “余震1000回以上”で避難生活長期化 いま見直したい「日頃の備え」とは
◾日常から備蓄「ローリングストック」とは◾
いま政府で行われている防災の会議でも、「ローリングストック」の重要性が度々指摘されています。これは、日常の中に食料備蓄を取り込むという考え方です。 特に大都市で地震が発生した場合、人数が多い分、食料の備蓄がなくなって道路の遮断や、交通渋滞で配送も滞る可能性が指摘されています。普段から少し多めに食材や加工品を買って、使ったら使った分だけ新しく買い足す。こうして常に一定量の食材を確保しておくことも大切です。 これまで地震を経験したことのない地域でも、「対岸の火事」とせず、日頃から地震への備えをすることが重要となります。