同居中の「義母」が歯磨き中に「水を出しっぱなし」にします…「水道代」はいったいどのくらいかかっているのでしょうか?
生活費の高騰が進むなか、少しでも節約したいとさまざまな工夫をしている方は多いでしょう。節約できる項目のひとつに、水道光熱費がありますが、同居家族の中には歯磨き中に水を出しっぱなしにする人も。歯磨きの時間が長ければ、それだけ水を無駄にしていることになります。 そこで今回は、歯磨き中に水を出しっぱなしにすると、水道代はどのくらいかかっているのかについて調べてみました。水道代を節約する方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。
歯磨き中に水を出しっぱなしにすると水道代はどのくらいかかる?
同居家族の中に、歯磨き中に水を出しっぱなしにする人がいると「水道代がもったいない」と思う方もいらっしゃるでしょう。 生活費の高騰が続くなか、水道光熱費もできるだけおさえたいものです。歯磨き中に水を出しっぱなしにすると、実際にどれくらいの水道代がかかっているのでしょうか。 オリジナルラボ株式会社が実施した歯についての意識調査によると、1回の歯磨きにかける時間で最も多かったのは3~5分でした。 東京都水道局によると、水道水を流しっぱなしにしたときには、1分間に約12リットルの水が流れるといわれています。さらに、厚生労働省によると、水1リットルの水道代は、地域によっても異なりますが、全国平均で約0.2円です。 1回の歯磨きで3分間水を流しっぱなしにすると、約36リットルの水を使うことになり、その際にかかる水道代は約7.2円です。朝・昼・夜の1日3回歯磨きをすると約21.6円、1ヶ月(30日)で約648円の水道代がかかっていることが分かりました。
水道代を節約するためにできること
1リットルの水道代は約0.2円ではありますが、使い方や家族の人数によっては大きな出費になることも考えられます。千葉県「意外とカンタン! 節水の方法」の内容を基に、水道代を節約するために家族で協力しながらできることを2つ紹介します。 ・節水を心がける 家族全員で水の使い方を見直せるでしょう。 例えば歯磨きで水を流しっぱなしにするなら、一人あたり毎月約648円の水道代がかかっていることが分かりました。歯磨きをするときに、水を流しっぱなしにする代わりにコップを使うなら、節水につながります。 洗車をする際に、ホースの水を流しっぱなしにする代わりにバケツを使って水の量をコントロールできます。 お風呂のシャワーをこまめに閉めたり、残り湯を洗濯や掃除で再利用したりできるでしょう。トイレの水を何回も流さないことや、大小レバーを使い分けることも節水の大切なポイントです。 ・節水グッズを活用する コマ内蔵タイプの蛇口内部に「節水コマ」を取り付けることで、水の流量を少なくできます。 蛇口先端に取り付ける「節水アダプター」は、水の勢いを変えずに水量を減らせて、節水効果が期待できます。「節水型シャワーヘッド」も同様で、手元にスイッチが付いた製品は、こまめに水を止められて便利です。 ほかにもトイレに節水器を取り付けたり、泡切れのいい洗剤を使って皿洗いの時間を短縮したりできます。これらの節水グッズはホームセンターなどで手軽に入手できますので、試してみるといいでしょう。