東・西日本は雷雨注意 台風14号は早くもあさって(水)に南西諸島に接近のおそれ
きょう(月・祝)午後も、北海道や東北北部は秋晴れが続く見込み。東・西日本、沖縄にかけては、晴れ間があっても天気が変わりやすくなりそうだ。引き続き、急な雷雨に伴う落雷、突風などに注意が必要となる。また、九州北部は猛暑日の続く所が多く、そのほかの西日本も、かなり蒸し暑いため熱中症に警戒が必要だ。
不安定 そして猛暑
東日本に停滞する秋雨前線に向かって、湿った空気が流れ込んでいる。このため、きょうも東・西日本を中心に大気の状態が不安定で、午後は雷雲が発達する見込み。どこでも降るタイプの雨ではないが、局地的には非常に激しい雷雨となるため、晴れている地域でも空模様の変化に注意が必要だ。
東京など関東は、前日より気温が下がってひと息つけそうだが、東海から西はきょうも厳しい残暑が続く見込み。とくに九州北部は35℃以上の猛暑日となる所が多く、日田(大分)や久留米(福岡)は37℃前後の高温が予想される。西日本を中心に今夜以降も気温が下がりにくいため、部屋の温度管理を続ける必要がありそうだ。
今後の台風情報に注意
あす17日(火)は北日本や東・西日本の日本海側で雲が多いが、東海から西は晴れて厳しい残暑が続く見通し。午後は東・西日本の内陸を中心に、にわか雨や雷雨の所がありそうだ。
また、昨夜遅く、日本のはるか南で発生した大型の台風14号は、今週なかばにかけて、足早に南西諸島に近付く見通し。南西諸島は18日(水)日中は、急に天気が荒れてくる可能性がある。 (気象予報士・高橋和也)