まるでブランドバッグ? メルセデスの最高級「マイバッハ」の新型は日本で売れるのか
ボンネットにはメルセデスの「スリー・ポインテッド・スター」を模したクロームメッキのフィンが直立する。その下には車名の通り、マイバッハのモノグラムロゴがびっしり!
このロゴは車体後方と内装の一部にも採用している。ボンネットのマイバッハパターンは一部手作業で、「高いレベルのクラフトマンシップ」を要するそうだ。 ■ブランドバッグのような派手なデザインは日本で受ける? 発表会の中でレスコー氏は、「顧客のなかには控えめなラグジュアリー感を楽しみたいという声もあるので、あまり目立たないものを好む人にも価値を提供していきたい。その一方で、ロゴが目立つような幅広いラインアップを用意するのがブランドの魅力」と語っている。
実際、今までに日本で販売されたマイバッハは、シックなモノトーンやツートンカラーが多かった。それだけに、SLモノグラムシリーズはかなり“派手”な見た目という印象を受けた。奥ゆかしくて控えめなラグジュアリーカーが受けそうな日本市場だが、はたして本モデルの売れ行き予想はどうなのだろうか? 担当者は「本当にまだわからない。他の自動車ブランドでも、このようなデザインのモデルはなかなかない。しかし、高級ブランドバッグのモノグラムデザインが人気なように、今回のデザインも人気が出ると期待したい」とコメントしている。
SLモノグラムシリーズの販売価格は未定。日本導入は2025年第4四半期の予定だ。斬新で豪華なデザインのマイバッハに日本のファンはどんな反応を示すのか。今後の売れ行きに注目だ。
岩木華子