コツコツ貯め続けたタンス預金が目標の「2000万円」達成!このまま全額「銀行」に入金しても大丈夫?
銀行に2000万円の入金をするときの注意点
銀行に多額のお金を預けると、先述した相続財産である可能性などから税務調査が入る可能性があります。明確に自分の財産であると証明できない場合は、あとから贈与税や相続税を納付しなければならないケースもあるので、注意しましょう。
銀行に預ける前に自身のお金として証明できるのかを確認しておく
多額のタンス預金を銀行に預けると、申告していない相続財産の可能性があるとして税務調査が入るケースがあります。もし最初から自分で稼いだお金をタンス預金として貯金しているなら問題ありません。 しかし、配偶者からもらった生活費の一部をこっそりタンス預金に回している場合は、お金は配偶者のものとして扱われ、配偶者が亡くなっていれば相続財産となります。相続したお金はほかの相続財産と合計して控除額を超えていれば、相続税の対象です。 税金の負担を軽くしたいなら、タンス預金をしていることを配偶者に伝えて贈与契約書などの証明を残しておきましょう。明確に贈与されたり自分で稼いだりしたお金と分かれば、銀行に入金しても問題ありません。 なお、小銭が多い状態で窓口にて入金をすると、手数料が発生する可能性があるため注意しましょう。 出典 デジタル庁 e-Gov法令検索 民法(明治二十九年法律第八十九号)第五百四十九条 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部