独ショルツ首相の信任投票否決 年内に議会解散…来年2月に総選挙の見通し
ドイツ議会で、16日、連立政権の崩壊を受けて行われたショルツ首相の信任投票が否決されました。年内に議会が解散され、来年2月23日に総選挙が行われる見通しです。 現地メディアなどによりますと、ドイツ議会で16日、ショルツ首相の信任投票が行われ、反対多数で否決されました。大統領が年内に議会を解散し、来年2月23日に総選挙が行われる見通しです。 ドイツでは来年度予算案の協議が難航したことなどから、3党による連立政権が崩壊して、ショルツ政権は少数与党となっていて、早期の解散総選挙を求める声が強まっていました。 直近の世論調査では、ショルツ首相が所属する中道左派のドイツ社会民主党は、支持率が3位と低迷していて、首相の交代は避けられない情勢です。