フェラーリF1、シャシー担当テクニカルディレクターにロイック・セラを任命。メルセデスより移籍
9月5日(木)、スクーデリア・フェラーリは、シャシー担当テクニカルディレクターにロイック・セラを任命したことを発表した。 【写真】スクーデリア・フェラーリに加入したロイック・セラ(左)とジェローム・ダンブロジオ セラはフランス出身で、これまでミシュランやBMWザウバーに所属し、最近ではメルセデスでシャシーパフォーマンスエンジニアリングの責任者を務めた。今年5月にはフェラーリへの加入が発表されていたが、セラはメルセデスを離れた後6カ月のガーデニング休暇を過ごしていた。 今年7月のイギリスGP後、フェラーリの元シャシー担当テクニカルディレクターのエンリコ・カルディレがチームを離れアストンマーティンへ移籍することが明らかになり、フェラーリはサマーブレイク後に新しい技術部門の体制を発表する予定だった。今回の発表によると、セラは10月1日よりチームに加わる。 セラはフェラーリにおいて、チーム代表であるフレデリック・バスールの直属となる。また、ファビオ・モンテッキが率いるシャシープロジェクトエンジニアリング部門、マルコ・アドゥルノが率いるビークルパフォーマンス部門、ディエゴ・トンディが率いるエアロダイナミクス部門、マッテオ・トグニナリが率いるトラックエンジニアリング部門、引き続きスポーティングディレクターを務めるディエゴ・イヴェルノが率いるシャシーオペレーション部門という5つの部門をセラが担当することになる。 なおパワーユニットのテクニカル・ディレクターは、引き続きエンリコ・グアルティエリが務め、こちらもバスールの直属になるということだ。 [オートスポーツweb 2024年09月05日]