イスラエル、ハマス最高指導者を殺害 銃撃戦の末
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【10月18日 AFP】イスラエルは17日、昨年10月7日の同国への奇襲の首謀者とされるイスラム組織ハマス(Hamas)のヤヒヤ・シンワル(Yahya Sinwar)最高指導者(61)を殺害したと発表した。過去1年に及ぶ紛争でハマスに与えた「最大の打撃の一つ」と称賛している。 追跡していたイスラエル軍によると、シンワル氏はパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)南部で「家から家へと移動しながら」身を隠していたところを発見され、銃撃戦の末、殺害された。 声明では「1年間の追跡の末、きのう(16日)、IDF(イスラエル国防軍)南部軍司令部の兵士らがガザ南部での作戦で、テロ組織ハマスの指導者ヤヒヤ・シンワルを排除したことを確認した」としている。 「IDFとISA(国内治安機関シンベト)が過去1年間に実施した数十回の作戦と、当該地域でのここ数週間の作戦により、ヤヒヤ・シンワルの作戦行動を制限し、追跡の末に排除した」と付け加えた。実行したのは通称「ビスラハ(Bislach)」と呼ばれる第828旅団だという。 ラファ(Rafah)で他の「テロリスト」2人と行動を共にしていたシンワル氏を発見。1人で建物の中に逃げ込んだところを無人機で追跡したという。 イスラエル軍が公開した無人機映像には、伝統衣装のスカーフで頭を覆い、手をひどく負傷したシンワル氏が、爆破されたアパートの中で接近する無人機に枝を投げつける様子が映っていた。 映像はイスラエル軍が公開した無人機映像とシンワル氏の資料映像の他、シンワル氏殺害後のイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の会見。(c)AFPBB News