スズキ「GSX-8R」の実走燃費を計測! 運動神経抜群でツーリングにも優しい優等生
ついに来た! ETC専用出入り口の波
続いて高速道路燃費計測は、次の2区間のルートで行なっています。「木更津金田IC」からアクア連絡道に流入し、「木更津JCT」から館山道へ。そのまま終点まで南下し、「富浦IC」直近のコンビニエンスストアまでの53.4kmを区間1とし、区間2はツーリング燃費計測を終えた館山道の「富津中央IC」からアクア連絡道の「木更津金田IC」までのおよそ25kmです。
今回、区間2のスタート地点となる「富津中央IC」がETC専用化されたため、ETCを装備しないテスト車は、区間1のみでの計測となりました。2025年には都市部が、2030年には全国的にETC専用化が進む中、the「燃費」取材にも影響を与えたカタチです。 高速道路計測区間の特徴を紹介します。アクア連絡道はやや平坦なものの、館山道はアップダウンが連続し、平坦路がほぼありません。同時に館山道を南下すると「富津中央IC」と「富津竹岡IC」間で車線が片側2車線から1車線となり、制限速度も100km/hから80km/h、そして70km/hと変化してゆきます。 高速道路を走る「GSX-8R」は、パワー的に余裕の塊です。6速のままアップダウン区間でもラクラク制限速度を維持し続けます。80km/hや70km/hとなってエンジン回転が低下しても、6速のまま流し続けるトルク感はなかなか。低いウインドシールドがもう少し高ければ、さらに快適でしょう。とはいえ、ラクラクとクルージングをします。 この日記録した高速道路燃費は区間1のみとなりますが、53.4km走行して27.7km/lでした。
ツーリングペースで走るワインディングが楽しい!
ツーリングシーンを想定した快走路の燃費計測は、次の3区間で行なっています。区間1は、高速道路燃費計測を終えた「富浦IC」近くのコンビニエンスストアから、国道127号~県道296号を経て「安房グリーンライン」を経由し、房総半島南端エリアの海岸線までの22km。