決勝は“未知への領域”フランス戦に挑むバレー男子日本代表を元主将・福澤達哉さんが解説【ネーションズリーグ】
土井アナ:パリオリンピックの開催国ですよねフランスは。もちろん、フランスはパリオリンピックで、まさにファイナルを狙うチーム、優勝を狙うチームですよね。そことネーションズリーグまず、パリオリンピックの前に戦えるという、この大きさってどうですか。 福澤さん:そうですね、その大きさももちろんあるんですけど先ほど言ったように、石川選手だったりいろんな経験をしてきてる選手でさえ、この世界大会のファイナルと未知の領域だったわけですよ。これをオリンピック前に経験するっていうことが彼らの一番の目的だったわけなんですね。全てはオリンピックでメダルを取るため。ここで、金メダルを取れれば、またオリンピックの金メダルと一気に彼にとって現実にあるものになっていくわけなので、そういった意味でも、ここでこの決勝に来られたっていうことが大事。その相手がフランス。これ間違いなく、オリンピックの決勝はこのカードでも十分ありえる話ですから、それをこのオリンピック前の大きな大会で経験できるっていう非常に日本にとってまた大きく成長する一つのポイントになるんじゃないかなと思ってます。 土井アナ:本当にオリンピックのメダルが夢ではなくて、現実的な目標になったネーションズリーグですね。 福澤さん:そうですね。目標になっただけじゃなくて、(メダルを)取れるっていう自信にもなった大会なわけなのでその自信を持って、決勝もおそらく全選手、コンディションを整えていくと思いますし、もうここまで来たら、日本がどこまでいけるのかっていう予測はできないです。こんな姿を想像できてなかったですから、この短期間で決勝にまで、かつ金メダル取るかもしれないっていう期待しかないですよ。 土井アナ:フランス相手ですから、おそらくあの2枚替えとか、全選手使って日本、戦うんじゃないかと思いますが。 福澤さん:そうですね。まずポイントとなるのはサーブレシーブになると思います。お互いにレシーブはいいチームなので、サーブでいかに崩して、かつサーブレシーブが崩れないか、このレシーブの安定感というところからの勝負になってくると思いますから、そこは一つの日本の生命線として、スロベニア戦みたいにどんだけやり続けてもいいですから。日本のペースに持ち込んで我々はその都度、椅子から立ち上がりながらね。明日の決勝も解説していきたいと思います。
土井アナ:決勝もぜひよろしくお願いします。 福澤さん:よろしくお願いします。 土井アナ:最後に聞くのは酷かと思いますが、決勝の結果どうなるでしょうか? 福澤さん:もちろん金メダル!皆で応援して取りに行きましょう。頑張れニッポン!
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