八村塁 レブロンの契約延長で〝放出要員〟に 地元メディア「不要と見なされる理由は…」
米プロバスケットボールNBAレイカーズのレブロン・ジェームズ(39)が新たに2年の契約合意したことを受けて、八村塁(26)が放出要員になると地元メディアが報じた。 【写真】ヘソ出し衣装でNBAをお忍び観戦する広瀬すず NBAでスーパースターのレブロンは、2年総額1億400万ドル(約168億円)でレイカーズと契約合意したと米スポーツ専門放送局「ESPN」が報道。残留が確実となった。 絶対的エースの去就が決まったことで、レイカーズは本格的に補強プランを進めることになるが、大きな影響を受けそうなのが八村だ。 本拠地ロサンゼルスの地元メディア「LAスポーツハブ」は「レブロン・ジェームズの契約延長で、レイカーズの3選手が放出対象になる」と報道。ゲイブ・ビンセント、ディアンジェロ・ラッセルとともに、八村の名が挙がった。 同メディアは「八村も、このオフシーズンに球団が移籍を検討する可能性がある選手の一人だ。年俸1700万ドル(約27億4600万円)は、ペリンカGMがレブロンやアンソニー・デービスと並んでプレーする大物選手を獲得する鍵となるかもしれない」とトレード要員になると指摘した。 そして、八村を放出する理由を分析。「レギュラーシーズンを見ると、レイカーズは八村の代わりとなる選手を見つけるのには苦労しないだろう。レイカーズにとって八村が不要と見なされる理由は、彼がポストシーズンで最高の成績を残せなかったからだ。レギュラーシーズンに比べてプレー時間が4分近く増えたにもかかわらず、ナゲッツ戦では7・8得点、3・8リバウンド、0・8アシストしか記録できなかった」と大舞台で勝負強さを発揮できなかった点を強調した。 八村獲得に複数球団が関心を寄せていることも放出を後押ししており「八村は若いので、レイカーズは彼の獲得に興味を持つチームを1つか2つ見つけられるはずだ。彼は頼りになるサポートメンバーだが、ロサンゼルスにはもっと大きな違いを生み出す選手が必要だ。彼が現在持っている価値を活用するのも悪くないだろう」とトレード要員としては最適の人材との見解を示した。 今夏はパリ五輪に臨む日本代表メンバーの最終候補にも選ばれている八村。その去就にも注目が集まっている。
東スポWEB