色鮮やかな夜の御堂筋・恒例のイルミネーション 4キロにわたり輝くLED
色鮮やかな夜の御堂筋・恒例のイルミネーション 撮影・編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
大阪のメインストリート御堂筋をライトアップする恒例の「御堂筋イルミネーション」が4日夜に始まった。同筋沿いのイチョウ並木に約130万個のLED電球が設置され、多くの通行人が色とりどりのきらびやかな光に酔いしれた。 【拡大写真付き】4日午後には御堂筋ランウェイが行われ、ダウンタウンやコブクロが歩いた
約130万個のLED電球設置
イルミネーションの開会式には、大阪府の松井一郎知事や大阪市の吉村洋文市長らが出席。同日行われた「御堂筋ランウェイ」で大規模なストリートライブを行ったコブクロの2人も駆けつけ、カウントダウンとともに点灯した。 松井知事はあいさつで「今年は大阪にとって試練の年でした。6月には地震に見舞われ、7月の豪雨、9月の台風など自然の猛威に襲われ、ふだんの生活を取り戻せていない被災者の方もいます。しかし、下を向いていても仕方がない。大阪らしく前を向いて生きていこうと思います。大阪の冬の風物詩を作っていく、御堂筋に光を灯すことによって大勢の皆さんを迎え入れていこうと思う」と述べた。
吉村市長「イチョウの木、来年のG20までには完全に復活させたい」
吉村市長は「台風21号もあり、970本のうち80本のイチョウの木が被害を受けました。しかし、みなさんの力で一緒になって取り戻していこうということで、来年のG20までには完全に復活させていきたい。毎年光の量も増え、寒い冬にはイルミネーションがよく似合う。大阪といえば御堂筋。この光で気持ちを温かくしていきたい」と話していた。 また、吉村市長は「御堂筋は世界に誇れるストリートだと思うんです。今は車が走っている道も将来的にはここは全部車をストップして人が集う御堂筋にしたいです。これを言ったら、マツコさんの番組でできるわけないといわれたんですけど、僕は絶対できると思ってます」と続けた。
期間は2019年1月31日まで
青や黄色にライトアップされる区間は、阪神前交差点から難波西口交差点までの約4キロとなっている。期間は2019年1月31日まで。