八村塁 今季好調の理由に〝昨季との違い〟指摘「1位を取ろうという気持ちがなかった」
米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が、今季開幕から好スタートを切った理由を熱弁した。 【動画】八村塁の豪快ダンク 今季のレイカーズは開幕3連勝とJ・J・レディック新ヘッドコーチのもとで絶好調。28日(日本時間29日)のサンズ戦では今季初黒星を喫したものの、スタメン起用が続く八村は今季最多の20得点、10リバウンドと爆発した。 米メディア「クラッチポイント」は「八村塁が、今季好調なスタートの大きな理由を明かす」と題して躍進ぶりを特集した。 八村は開幕ダッシュの理由について「レブロン(ジェームズ)、AD(アンソニー・デービス)、AR(オースティン・リーブス)、ディーロ(ディアンジェロ・ラッセル)と一緒にプレーすると、彼らはパスができて常に周りを見ている。私は彼らを信頼しているし、彼らも私がパスが得意だと知っている。初日から私たちはそのケミストリーに取り組んできたが、それは良くなってきている」と語った。 そして、シーズン序盤から苦戦を強いられた昨季と、好調の今季との違いをこう分析した。 「昨年は、メンバー構成、ケガなどいろいろと散々だった。そして、西地区で1位を取ろうという気持ちがなかった。そういう気持ちがなかったんだ」とモチベーションの高め方が異なっていると重ねて指摘。「でも今年は、トレーニングキャンプが始まってからそういう気持ちになった。自分たちはうまくやらなければいけないとわかっているんだ」と新指揮官を迎えた今季はチームがタイトル奪取に燃えている。 心身ともに絶好調の八村が名門をけん引する存在になりそうだ。
東スポWEB