ロシア国防省は18日、クリミア橋の爆発への報復として、ウクライナの港湾都市オデーサとミコライウに、大規模な攻撃を行ったと発表しました。 ロシア国防省報道官「17日夜から未明にかけて、ロシア軍は、ロシアへのテロ行為が準備された施設に対し、精密海上兵器を使った大規模な報復攻撃を実施した」 ロシアが実効支配するクリミア半島とロシア本土を結ぶ橋では17日、爆発によって2人が死亡していて、プーチン大統領は当日、ウクライナによるテロだとして報復を示唆していました。 ロシア国防省によりますと、標的としたのはクリミア橋の破壊に使われた水上ドローンの準備工場と燃料貯蔵施設で、すべて命中したとしました。 これに対してウクライナ空軍は、カリブル巡航ミサイル6発とドローン36機での攻撃を受けたが、ミサイルはすべて撃ち落とし、ドローンもほとんどを破壊したと発表しています。 ロシアは、去年10月のクリミア橋爆発の際、2日後に首都キーウに対する大規模攻撃を行っています。