【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は17日（日本時間18日）、ニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で先頭打者ホームランを記録し、無走者時のノーヒットに終わりを告げた。それを記録するまで、走者がいる時といない時の好不調の落差は非常に大きかったと、米メディア『バースツールスポーツ』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　第3戦を終えた時点で、大谷は得点圏において直近20打席で17安打をマーク。一方で、無走者時は22打数ノーヒットで苦戦し、レギュラーシーズンとは真逆の調子が続いていた。それを踏まえ、同メディアは「ポストシーズン中、走者がいる時は打率がほぼ.800、塁に出ていない時は.000という大谷の打率が信じられない」と伝えている。 　同メディアは「走者がいる時といない時では大きな差があり、これほど極端なものは見たことがない。レギュラーシーズンでも走者がいる時は好成績で、打率.308、22本塁打、98打点と好成績だったが、ここまでの好成績ではなかった。つまり、彼はこれまで見た選手の中でも最高のシーズンの1つを過ごし、プレーオフ中にどうにかしてさらに上達する方法を見つけたのだ。凄すぎる。10月に入ったら、大谷の素晴らしい瞬間が見られることはわかっていたが、まさにその瞬間が訪れている」との見解を示した。