【バドミントン】奈良岡功大がベスト8進出! 松友&志田、福島&松本も2回戦突破!<マレーシアオープン2024>
1月9日に開催されたBWFワールドツアー・マレーシアオープン(クアラルンプール/Super1000)3日目は、各種目2回戦が行なわれた。日本勢は女子シングルス、男子ダブルスを除く3種目の選手らが、ベスト8入りをかけて海外のライバルたちとしのぎを削っている。 男子シングルスは、奈良岡功大、田中湧士、渡邉航貴の3選手が2回戦を戦った。奈良岡は世界ランク14位の林俊易(リン・チュンイ/台湾)との勝負に挑み、2-0のストレート勝ち。第1ゲームは中盤15-14の競り合いを先に抜け出し、第2ゲームは10連続得点などで相手を突き放しベスト8入りを決めた。 1回戦で格上選手を下して勢いに乗る渡邉は、世界ランク2位のアンダース・アントンセン(デンマーク)とファイナル勝負の接戦に持ち込んだが、最終ゲームは14本に抑え込まれ敗戦。2回戦敗退に終わった。 周天成(チョウ・ティエンチェン/台湾)との勝負に挑んだ日本王者の田中は、第1ゲームこそ圧倒されたものの、第2ゲームは24-22で奪取。ファイナルゲームも8-15とリードを許す展開から、15-16まで迫ってみせたが、最後は相手に引き離され惜敗。準々決勝進出を逃した。
女子ダブルスは、2大会限定ペアの松友美佐紀(上写真・左)/志田千陽と、福島由紀/松本麻佑がどちらも白星をつかんだ。松友/志田は、台湾ペアを2-0のストレートで退け、ベスト8に進出。韓国ペアと対戦した福島/松本は、第1ゲームの激しい競り合いを21-19で制し、第2ゲームは16オールから先に抜け出して難敵を下した。混合ダブルスは、緑川大輝/齋藤夏がインドネシアペアに勝利。世界ランク8位の強敵に対し、緑川/齋藤は第1、2ゲームとも17本オールで競り勝ち、準々決勝へと勝ち進んでいる。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO