骨折を乗り越えた狐伯が地元・岡山県で復帰戦!勝利を飾り「これがWAVEだ!」
2日、岡山県おかやま未来ホールにてプロレスリングWAVE『OKAYAMA WAVE~うったて弐』が開催。左手指の負傷により欠場していた狐伯が地元大会で戦線復帰した。 狐伯(こはく)は岡山県岡山市出身。2018年8月8日に長与千種の弟子として16歳でマーベラスにてデビュー。後にWAVEへと移籍し、若手戦線の中心に立つ存在となっている。 本大会で2度目となる故郷凱旋が決まったものの、4月21日アミスタ大会で左手の中手骨を骨折。欠場が続き凱旋大会の出場も危ぶまれていたが、この日はおかやま未来ホールに元気な姿を見せ復帰を果たした。
メインイベントは、狐伯&宮崎有妃&櫻井裕子vs世羅りさ&柊くるみ&杏ちゃむという6人タッグマッチでの3本勝負。 1本目はリングを揺さぶる肉弾戦をラリアットで制したかに思われた柊の押さえ込みを切り返した宮崎が奪取。 2本目はサブミッションの匠・杏ちゃむが狐伯の治りたての左を容赦なく絞ってスコアを1-1のイーブンに戻した。 大荒れの3本目。混戦を極める中で狐伯と杏ちゃむが再び対峙。琥珀がリングネームにそん色ない狐さながらの軽やかな空中殺法で杏ちゃむを翻弄。地元ファンの熱狂を追い風にリング中央で杏ちゃむをがっちりと捕らえると直伝ダブルアームT(※急角度ダブルアーム・フェイスバスター)を決めて3カウント奪取。20分越えの激闘に終止符を打った。 狐伯は「みなさん、本日は地元の2度目の大会にご来場くださいましてありがとうございました!1か月ちょっと前に左手の甲の骨を2本折ってしまいまして、試合が出来るかか不安でしたけど、きょう不安や試合が出来ないフラストレーション思いっきり爆発できたのでとっても楽しかったです。みなさん本当に来てくださってありがとうございました!去年と今年と岡山で試合させてもらって、来年もやりたいと思うので、みなさん来年も是非来てください!」と地元で復帰戦に勝利出来た喜びをマイクで爆発させた。 その後は狐伯が宮崎、櫻井と共にリング上から拳を天に高く掲げ、観衆と一体となって「これがWAVEだ!」で締めた。