【声優・大塚剛央】アニメ『薬屋のひとりごと』壬氏(ジンシ)を演じる上で大切にしていることとは?
数々の人気作品に出演する声優・大塚剛央さんに、“美声”を保つための心がけやリフレッシュ法をインタビュー! 〈画像で見る〉『薬屋のひとりごと』【推しの子】など話題作に出演!大塚剛央のインタビューショット
【ANIMATION:INTERVIEW】大塚剛央
どこか上品で気高い印象を抱かせる“声”が魅力の大塚剛央さん。2025年1月10日(金)に待望の第2期がスタートするアニメ『薬屋のひとりごと』で演じている壬氏(ジンシ)はピッタリの役柄だ。 「壬氏は立場上、冷静でいる場面が多い印象ですが主人公の猫猫(マオマオ)に振り回されて人間臭い一面を見せることもあります。そういった部分をしっかり汲み取ることが、壬氏という人物を演じる上でとても大切だと感じています」 本作は架空の大国を舞台に、後宮で起きる事件の謎を薬や毒の知識で解いていく物語。ミステリー、ファンタジー、ラブコメなど多様な要素をバランス良く盛り込んでいるためファンの層も広い。 「薬師の猫猫による斬新な事件解決のアプローチにハマる人もいれば、美しい映像に惹かれる人やコメディタッチのドタバタ感が好きな方もいて。第1期の放送中は老若男女幅広い方からとても反響をいただきました。第2期は原作小説やコミカライズファンのみなさんが楽しみにしているシーンも描かれると思いますし、猫猫と壬氏のバディ感も増していくので、ぜひ放送を楽しみにしていてください」
最後にアフレコ現場での苦労を「ひとりごと」として語ってもらった。 「もちろん壬氏に限った話ではないですが、本作のアフレコは繊細な感情表現が求められます。その微妙な匙加減に毎回頭を悩ませながら臨んでいますが、それが役者としてとても楽しく、やりがいを感じています」
PROFILE
大塚剛央/おおつか たけお●10月19日生まれ。東京都出身。2020年、第14回声優アワードで新人男優賞を受賞。『トリリオンゲーム』の天王寺陽役(’24)や『【推しの子】』(’23)のアクア役など、これまで数々の人気作品に出演。
VOCE