ギズモードの映画好きが選ぶ。今年一番面白かった映画7本
年末年始は映画に浸かろう。 今年もアクションからドラマ、ドキュメンタリーまで、さまざまなジャンルの映画が豊作でした。 実は映画好きの多いギズモード編集部。今回は、メンバーそれぞれが「今年一番面白かった!」と推す映画をご紹介します。 年末年始に見る映画の参考にしてください!
『トランスフォーマー/ONE』
今年はすげー映画がひしめく当たり年で、ナンバーワンを決めるのはだいぶ難儀したのですが、超僅差で3DCGアニメ映画の『トランスフォーマー/ONE』を選びたいと思います。 おもちゃはもちろんアニメや映画でお馴染みのトランスフォーマー・シリーズの前日譚という位置づけの物語で、他の作品で宿敵同士として描かれてきたオプティマス・プライムとメガトロンが親友だった時代が舞台。 ストーリー自体は、戦士階級に憧れる労働者階級の親友同士が圧政に立ち向かう過程で仲違いしていくというシンプルなものなのですが、オプティマスとメガトロンは後に軍を率いて戦争を繰り広げる関係だとわかってみていると、その仲良しぶりが刺さる。 フルCGアニメとしての派手さ、アクションの面白さも揃っており、総合力が高い作品。他の作品を見ておく必要もないので、とりあえず年末年始に観るのにオススメしたいですね。 (傭兵ペンギン) 視聴方法:Amazonプライム(レンタル)、Hulu(レンタル)、U-NEXT(レンタル)
『関心領域』
2024年の映画で圧倒的に印象に残ったのは、この『関心領域』。 アウシュヴィッツ強制収容所の隣に住む家族の平穏な日常を描くというなんとも不穏な構成。それが何かわかりながら覗く平和な日常風景に終始不気味さを感じました。 ゾッとするほど印象的なラストシーンの後で、意識は現代に生きる私たちに戻され、まさに"関心"とはなんだろうかと考えさせられます。 映画を観る際に“事前情報なしで観る”なんてことはほぼ不可能に近い情報社会の現代で、それを逆手に取ったような手法も非常に印象的な名作です。(ヨコヤマコム) 視聴方法:WOWOWオンデマンドで配信中