もうすぐ友人の結婚式ですが、どうしても「ご祝儀3万円」が出せません。ご祝儀を「1万円にする」のと「欠席」では、どちらが迷惑にならないでしょうか…?
どうしてもお金が足りないときはどうする?
新郎新婦に迷惑をかけないためには、相場通りのご祝儀を支払い、結婚式に参加するのが一番です。したがって以下の方法を試してみましょう。 ■家族や友人に借りる まずは家族や友人にお金を借りられないかを考えてみましょう。ただし、お金の貸し借りは人間関係を崩す可能性があることに注意しなければなりません。借りるときに「返済計画を明示する」といったように、誠意を持った対応が必須です。 ■カードローンを検討する クレジットカードにキャッシング機能がついていればカードローンという手段もあります。ただし初回30日間は無利息としてくれる商品も存在しますが、無担保のカードローンは一般的に金利が高いため注意が必要です。 ■新郎新婦に相談する 新郎新婦との関係性によっては直接相談するのも1つの手です。例えば、「当日は1万円だけしか用意できないけれど、後日必ず不足分の2万円を渡す」という提案をしても良いでしょう。もしかしたら「君が結婚するときのご祝儀を1万円にするから、今回は1万円でいいよ」などと言ってくれるかもしれません。 新郎新婦も「ゲストには決して負担をかけたくない」と思っているはずです。結婚式を祝いたいという気持ちをしっかり伝えて、より良い形を探すと良いでしょう。
ご祝儀は気持ちだがマナーはある。お金が厳しそうなら誘われた時点で相談を
ご祝儀はお祝いの気持ちという側面もあり、「いくら支払わなければいけない」という厳密なルールはありません。ただし、「相場」を見越して式の準備をするのが一般的である以上、相場より明らかに低いご祝儀の支払い、ましてや直前キャンセルは避けるべきです。 そうならないためにも、結婚式の招待を受けたタイミングでお金を貯め始める、お金の工面が難しそうならそのタイミングで、欠席を含めた相談をするといった対応をしましょう。 出典 ゼクシィ 結婚トレンド調査2023調べ 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部