まさかの人気低迷…? J1入場者数アップ率ランキング11位。横ばいでもいいの? 今や強豪の仲間入りで熱狂!?
明治安田J1リーグは後半戦に突入し、FC町田ゼルビアがなおも首位に立っている。町田のようにファンの期待が高まっているクラブがあれば、盛り上がりに欠けるクラブもある中で、今回はJ1リーグ全20クラブの今季の1試合平均のホーム観客動員数を集計し、昨季からの上昇率をランキング形式で順位ごとに紹介する。(データは第24節終了時点)
11位:ヴィッセル神戸 本拠地:ノエビアスタジアム神戸 収容可能人数:2万9643人 2023シーズン1試合平均:2万2553人 2024シーズン1試合平均:2万2833人 前年比:101.2% 2023シーズンのJ1リーグ優勝クラブであるヴィッセル神戸は、1試合の観客動員数が微増している。昨シーズンの1試合平均観客動員数が2万2553人だったのに対して、今シーズンは2万2833人で、前年比101.2%だ。 収容人数2万9643人のノエビアスタジアム神戸を本拠地とする神戸は、ホーム開幕戦の柏レイソル戦で2万3107人の観客が入ると、その後も安定して2万人以上が訪れている。第14節のアビスパ福岡戦がここまでのワーストで1万961人だったが、平日開催だった影響があるだろう。 今シーズン最多は第18節の川崎フロンターレ戦で4万9541人を記録しているが、こちらは国立競技場開催だった。ただし、昨シーズンも国立競技場で1試合を行っているため、これが大きな影響を与えているわけではない。 2023シーズンにクラブ史上初のリーグ制覇を成し遂げたヴィッセル神戸は、1試合平均観客動員数でクラブレコードを更新した。今シーズンの観客動員数の増加率はリーグで11位であるものの、昨シーズンの勢いを維持していることはポジティブに捉えられるだろう。 気がかりな点としては、今シーズンのホームゲームの成績が5勝3分け4敗にとどまっていることだ。アウェイゲームでの成績が7勝3分け2敗であることを考慮すると、満足できる結果とは言えない。定着した観客に今後もスタジアムに来てもらうためにも、ノエスタでの結果をさらに向上させたいところだ。
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