【西武】15年ロッテドラ1平沢大河を獲得「心機一転、頑張ります。結果を出して恩返ししたい」
西武は9日、現役ドラフトでロッテから平沢大河内野手(26)を獲得した。 平沢は「9年間、本当にお世話になりました。いい事もあれば悔しい事もありました。いろいろなことがありましたがそのすべてが今のボクにとって大切な思い出です。ファンの皆様にはいつも叱咤(しった)激励をしていただき、背中を押していただきました。新天地で心機一転、頑張ります。同じパ・リーグということもあり、対戦が楽しみですし、ZOZOマリンスタジアムで試合をするのも楽しみです。結果を出して頑張ることで今まで支えてくださった皆様に恩返しがしたいと思います」とコメントした。 【一目でわかる】現役ドラフト指名一覧 平沢は仙台育英(宮城)では高3時の15年に春夏と甲子園に出場し、3番遊撃でプレー。夏は決勝まで進むも、東海大相模(神奈川)に敗れ東北勢初優勝を逃した。15年ドラフト1位でロッテ入団すると、16年5月11日ソフトバンク戦で公式戦初出場。18年には外野も守り、自己最多112試合に出場を果たした。 ところが20、21年は1軍出場なく、プロ9年目の今季も1軍出場はなかった。ファームでは96試合に出場し、46安打19打点、打率は2割1分6厘と振るわず「振り返りたくもないシーズンでした」と悔しさをにじませた。「先だけ見て頑張ります。下向いていてもしょうがない、やれることだけです」と切り替えて臨む10年目の来季は、新天地の埼玉・所沢で巻き返しを図る。