ソフトバンク王貞治会長「彼の生きざまっていうのは...」引退の和田毅をねぎらう 2003年には日本一を経験
ソフトバンクの和田毅投手が5日、現役引退を発表。王貞治会長がコメントを発表しました。 【画像】引退会見で現役生活を振り返ったソフトバンクの和田毅投手 2003年ルーキーイヤーだった和田投手は、当時の監督だった王会長のもと日本一を経験。新人ながら日本シリーズ第7戦で9回完投勝利で、胴上げ投手となりました。 5日に行われた引退会見では「今考えたらルーキーで胴上げ投手ってありえないなって、王監督のときにさせていただいた」と振り返っていました。 ▽王貞治会長コメント とにかく投手としての22年間っていうのは本当に素晴らしいよね。工藤元監督がいいお手本だったと思うし、もちろん人に言えない体の具合とか色々悩んだことも多かっただろうけど、それを乗り越えてやろうという強い意志、そういうプロ野球選手にとって一番大事な部分を彼は持っていたね。やっぱり個人個人それぞれ結果はしょうがない。だけど「その意気やよし」というところが、彼の最高に素晴らしいところだと思うんだよね。日米通算165勝はすごいですね。本当によく頑張ったと思いますよ。彼の生きざまっていうのは若い選手たちにもずいぶんお手本になったんじゃないかな。せっかくそういう触れ合いがあったんだったら、最後まで意志の強さを貫き通すように若い選手たちも和田投手を見習ってほしいよね。本当に長い間お疲れ様でした。第二の人生を頑張ってください。