Rマニア、GT-Rのルーツともいえる プリンス スカイラインを入手!|松田次生のエンジョイハコスカライフ【第6話】
コンディションは良好だったが、1点だけ問題が!
コンディションは写真を見ていただければ分かるようにかなり良好。ただし、キャブレターがオーバーフロー気味で、プラグがカブり気味だったため、納車前にキャブのオーバーホールを実施。また燃料ポンプが電磁式に変更されていたので、燃圧レギュレーターも追加してもらったそうだ。 「以前に高松でS54Bをドライブする機会があったのですが、それと比べるとS54Aのパワーはそれなりですが、トルク感があって味のある走りが楽しめます。なにより、スタイルがカッコいいです。ローダウンもしたいし、フロントスポイラーも付けたい。ホイールも変えたいですね」と早くもテンションが高まっているようす。 ノスタルジック2デイズの会場で納車となった松田さんのS54A。その後、6月には車検整備もかねてプリンスガレージかとりに入庫することになったが、その道中でアクシデントが発生!? 純正のスチールマフラーが朽ちていて、高速道路を降りたらいきなり爆音に! 50年以上前のクルマだから一筋縄ではいかないが、それも旧車ならではの貴重な体験といえるだろう。 念願のプリンス スカイラインを、松田さんが今後どうやって自分好みに仕上げていくのか、楽しみだ。 初出:ノスタルジックヒーロー vol.199 2020年6月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部
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