鉄道オタクはなぜ壊滅的に「モテない」のか? 人気恋愛コンサルタントが真面目に解説する
男性鉄道オタクの現実
オタクは市民権を得て、もはや隠すものではなくなった。女性の場合、漫画やアニメ、ゲームといった“サブカル趣味”をアピールするほうが人気が出るほどだ。 【画像】えっ…! これがJR東日本の「年収」です(計13枚) しかし、すべてのオタクが恋愛市場で輝いているわけではない。大変申し訳ないが、男性の鉄道オタクは 「壊滅的」 にモテない。なお、女性の鉄道オタクは問題ではない。鉄道オタクは圧倒的に男性が多いので、女性が鉄道オタクなら申し込みが殺到する。 しかし、長年、恋愛婚活コンサルタントを務め、大手結婚相談所や行政機関で婚活セミナー講師を行ってきた私(菊乃)から見ると、男性の鉄道オタクは恋活・婚活市場において 「需要がない」 のである。 というわけで、本稿では「壊滅的にモテない」「恋活・婚活市場において需要がない」理由を真面目に考えてみる。
需要がない理由
多くの趣味は男女比がどちらかに偏っている。筋トレやサウナも男性に多いが、サウナにも行かず筋トレもしない女性でも、それが趣味だという男性にマイナスな印象は持たない(プラスでもないが)。 ただ、サウナや筋トレと違って、鉄道オタクはマイナスになりやすいのだ。 「一部のマナーの悪い鉄道オタク」 のせいで、残念ながら鉄道オタクには悪いイメージがある。「プラスでもマイナスでもない」という人も多いが、鉄道オタクをプラスに評価する女性はレアなので、付き合う前にあえて女性にアピールする必要はなく、鉄道趣味を 「布教」 してもいけない。多くの人にとって、鉄道は目的地への単なる“手段”である。くれぐれも、女性に 「鉄道が目的地」 という価値観への理解を期待しないようにしよう。
現在の出会い方は「条件検索型」
合コンや職場恋愛であれば、会って話をして、お互いの性格や雰囲気をある程度把握した次の段階で、お互いの趣味を知ることだろう。そんな出会い方なら、鉄道オタクでも付き合って結婚する可能性は十分にある。現在主流の出会い方は、マッチングアプリや結婚相談所などの 「条件検索型」 の出会いだ。 ・顔写真 ・年齢 ・居住地 ・年収 ・趣味 などが掲載され、比較される。鉄道オタクの男性の隣には、 「自分よりイケメンだったり、年収が高かったりする男性」 が並ぶ。マッチングアプリでいくら「いいね!」を送っても、女性から「いいね!」が返ってこなければ、メッセージのやり取りすらできない。 ・カフェ巡り ・スイーツ好き ・旅行好き ・美術館巡り などの趣味は、女性からすると“どんなデートができるかイメージできる”ので、プラスになりやすい。よほどのイケメンでない限り、鉄道やカメラといった、 「デートにつながらない趣味」 しか持たない男性を選ぶメリットはゼロである。