「重いから手には持てないし…」電車内 “リュックの前抱え”も迷惑? SNSで意見多数なマナー問題の結論とは
●賛否両論 気を遣っているつもりだけど…リュックの前抱えはダメなの?
朝の通勤・通学時間や夕方の帰宅時間は、多くの人たちが電車を利用するため、車内は大変混み合います。 【画像】「えっ…!」これが電車内でのリュックの持ち方です! 画像で見る(10枚) そこで問題になっているのが「荷物の持ち方」です。 大きなリュックなどは、背負っている状態で乗っていると近くの乗客に当たってしまったり、必要以上にスペースをとったりと、他の人に迷惑をかけてしまいます。 そのため、リュックは「前抱えにする」ということがマナーとして当たり前のこととなりつつあるのが現状です。実際、関西の鉄道事業者が共同マナーキャンペーンにおいて、リュックは前に抱えるか網棚の上に置くように呼びかけを行った例も見られます。 しかし、その一方で、その前抱えすらも迷惑になるという声も見受けられるようになりました。
前に抱えていたとしても、大きいリュックなどはどうしてもスペースをとってしまいます。 また、前に抱えたリュックの上でスマホを操作している人の肘が当たって迷惑だと感じている人もちらほらいるようです。 そんなリュックの前抱えを批判する声に対して、SNSでは多くの声が集まっています。 まず、前抱えに批判的な声としては、 「リュック前抱えって、リュックを上下に動かさないなら結局背負ってても同じだと思う」 「前に抱えるの、これはこれでかなり邪魔。薄かったらいいけど、すごく出っ張ってる前抱えリュックは背中が押されて痛いし、座っているとき目の前に立つ人のリュックが下手したら頭にぶつかったりする…手にぶら下げましょう」 「前に抱えてスマホでゲームとかしている人が多すぎる。結局肘が当たって邪魔になることに気づいてほしい」 などが寄せられています。 また、なかにはあえてリュックを後ろに背負うようにしている人もいるようです。 その理由としては、「子どもといるときは、混んでいてもリュックは背負ったままにしている。リュックが前にあると子供が見えなくなってしまう」「リュックを前に抱えていると足元が見えず危ないと感じる」などがあります。 一方で、前抱えを肯定する声も多く見受けられました。 「いずれにせよリュックって邪魔ではあるんだけど、背負うより前で抱えた方がパーソナルスペース内に収まりやすいし邪魔になってることに気付きやすいから前で抱えてる」 「電車内リュック抱える問題ってあるらしいけど、やっぱり背負ったままは違うと思うかな。だって見えてない。自分の管理下にない。前抱えなら邪魔になってるかせめて見えてて避けたりもできるけど、後ろは見えない」 「前に抱えることで配慮しやすくなるんだからそれでいいんじゃない? そもそも荷物を持ってこない以外、邪魔にならない場所は満員電車にないと思う」 このように、前抱えにすることで自分で荷物のコントロールができるため、少しでも配慮ができるようになるという意見が多く寄せられています。 また、前抱えにする理由としては、他の人への配慮の他にも、「盗難防止のためにリュックは前抱えにしている」「後ろにリュックがあると気づかないうちに盗まれそうで怖い」というように、防犯対策として前抱えを推奨する声もあります。