「重いから手には持てないし…」電車内 “リュックの前抱え”も迷惑? SNSで意見多数なマナー問題の結論とは
●結局どうすればいい? リュックの扱い方の正解とは
リュックの前抱えに関しては、基本的に肯定的な意見が多いですが、その一方で否定的な見方もあります。 では、リュックの持ち方の正解はなんでしょうか。 前抱えを否定する意見のなかには、「手で持つようにしてほしい」「棚の上に置いてほしい」などの声があります。 しかし、それの反論として、「そもそも荷物が重いからリュックを使っている人が多いと思う。それを手で持つのは無理があるのでは」「会社のパソコンなどが入ったカバンは棚の上に置かないように会社側から言われている場合も多い」という声もあり、それぞれの立場によっても意見が変わっています。
そんななか、SNS上では「持ち方にこだわるのではなく、臨機応変に対応すべき」という声も多が多く寄せられていました。 「単純に混んでる車内では周りの人への配慮を常にしろってことだよ。前に抱えてても邪魔な時はあるんだから、その時に応じて足元や網棚に置くとかすればいいだけ」 「電車内のリュックの持ち方は、背負ったままでも前抱えでも手持ちでも、どこに持とうがどうでもいいんだよ。 要点は『コントロールして他人の邪魔にならないようにできているか、気を遣えているか』だと思う。前抱えで気を遣っているつもりでも、イヤホンをして周りの状況が分かっていない、とかよく見かける」 「自分は背負ったまま電車に乗ることが多いけど、隙間があったり立つ位置とか色々鑑みて前に抱え直すこともあるし、後ろに背負ったまま居続けることもある。前抱えしようにもリュック持ちかえる隙間がなくてこのままでいた方が迷惑が少ないんじゃないって思う時もある。リュック背負ってるままの人間が一概に悪いとは言いたくない」 このように、前抱えにするか、後ろに背負うかではなく、状況に合わせて持ち方を変えることが周囲への配慮になると考えている人も多いようです。 たしかに、例えば前抱えにした状態でも、扉付近で立っている時などは乗り降りの邪魔になってしまう可能性があります。 そのため、リュックを下ろしたり、手に持ち変えたりと周りを見て臨機応変に荷物の位置を変えることが大切だといえます。 ※ ※ ※ 最近ではテレワークから出社にシフトする企業も増えたため、満員電車は避けられないものとなっています。 少しでもお互いが心地良く乗れるように、状況を読みながらリュックを前に抱え直したり、荷物棚を活用したりするようにしましょう。
Peacock Blue K.K.