【柔道】リネール「斉藤立と2028年ロス五輪決勝で対戦することを心から願う」
パリ五輪柔道男子100キロ超級と団体で金メダルを獲得したフランスの国民的英雄、テディ・リネールが、4年後の2028年ロサンゼルス五輪決勝で斉藤立(JESグループ)と対戦することを希望した。 リネールは100キロ超級で自身3度目の金メダルを獲得。その後団体戦に出場すると斉藤立(JESグループ)に一本勝ち。3―3から行われる代表戦の階級を決める際にデジタルルーレットによる抽選が行われたが、90キロ超級が出たため再登場。大歓声のなか再び斉藤を下し、フランスの金メダルに貢献した。 フランスメディア「ル・フィガロ」によると、同国ラジオ局「フランス・インテル」で斉藤とロス五輪で対戦することについて問われると「彼は私を追う人だ」と回答。「2028年の決勝で彼と対戦できることを心から願っている」と明かした。 またリネールは「すべての対戦相手と同様、私は彼を尊敬している」と語った上で「私たち2人を比較することはできない。彼にとって父親(仁さん)の足跡を継ぐのは大変なことだし、残念なことに彼は私のようなろくでなしに出くわすことになった」とも語った。 ロス五輪について「再び五輪の舞台に戻るには苦しむことを好まなくてはならない」と決意を語ったリネール。4年後に再び対決となるか。
東スポWEB