錦織圭 中国期待の19歳に屈し初戦敗退、アウェーの中ストレート負け<男子テニス>
成都オープン
男子テニスの成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)は19日、シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク201位の錦織圭は同67位のシャン・ジュンチェン(中国)に4-6, 4-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。 【動画】錦織圭 19歳シャンに屈し初戦敗退、敗れた瞬間 直近では14日と15日に行われた国別対抗戦デビスカップワールドグループ1「日本vsコロンビア」(日本/東京、有明コロシアム、ハード)に日本代表として参加し、第2試合のシングルスで白星を挙げ日本の勝利に貢献した錦織。 その錦織は18日開幕の成都オープンにワイルドカードで出場しており、1回戦では19歳のシャンと対戦することが決定。両者は2度目の顔合わせであり、初対戦となった昨年7月のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)2回戦では錦織が6-4, 7-6 (7-3)のストレートで勝利している。 1回戦の第1セット、錦織は第3ゲームでミスが重なりブレークポイントを握られると最後は自身のボールがアウトとなり先にブレークを許す。シャンのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは2度のブレークポイントを握ったもののサービスエースで凌がれブレークとはならず先行される。 続く第2セット、第2ゲームでブレークチャンスを掴んだ錦織だが活かすことができず。第5ゲームでシャンにブレークチャンスを握られるとミスが続き再び先にブレークされる。 直後の第6ゲームで粘りを見せブレークバックに成功したものの第9ゲーム、シャンの鋭いショットに苦しみ2度目のブレークを奪われる。第10ゲーム開始前にはトレーナーを呼び右肘を治療した錦織はブレークを返せずストレートで敗れた。 勝利したシャンは2回戦で第8シードのR・サフィウリンと世界ランク79位のF・フォニーニ(イタリア)のどちらかと対戦する。
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