このまま“出番なし”に…?ヤクルト、今季1軍出場ゼロの選手(2)ファーム防御率1点台なのに
シーズン終盤を迎えている2024年のプロ野球。今シーズンも主力の故障や不調など、様々な要因で選手の入れ替えが行われ、多くの選手が一軍の舞台を経験している。一方で、開幕から二軍暮らしが続き、一軍未出場の選手も少なくない。ここでは、ここまで一軍出場がない東京ヤクルトスワローズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月1日時点)
尾仲祐哉
・投打:右投左打 ・身長/体重:173cm/75kg ・生年月日:1995年1月31日 ・経歴:高稜高 - 広島経済大 ・ドラフト:2016年ドラフト6位 移籍初年度の昨季は、防御率5点台と目立つ結果を残せなかった尾仲祐哉。今季は二軍で好成績を収めているが、一軍昇格のチャンスが巡ってこない状況だ。 2016年ドラフト6位で横浜DeNAベイスターズに入団。ルーキーイヤーから11試合に登板したが、同年オフにFA移籍した大和の人的補償で阪神タイガースに移籍となった。 新天地で迎えたプロ2年目の2018年は、12試合登板で防御率3.86を記録。しかし、その後は出番を増やせず、2022年オフに戦力外通告を受けた。 昨季から東京ヤクルトスワローズに加わり、春先には先発予定投手が直前に登板回避し、代役としてプロ初先発を経験。しかしながら、最終的に11試合の登板で防御率5.17と振るわなかった。 今季は二軍で27試合登板、防御率1.01とアピールを見せているが、現時点で一軍登板なし。29歳と中堅と呼ばれる年齢に差し掛かっているだけに、一軍で結果を残したいところだ。
ベースボールチャンネル編集部