奇跡の67歳!美容ジャーナリスト・天野佳代子さん、美の進化のために“やめたこと”と“今の愛用コスメ”
美容や健康を追求してきた人たちは、年齢を重ねてさらに美しく健康であるために、何より自分らしくあるために、「やめる」を始めています。その考え方や具体的にやめたこと、続けていることを教えていただきました。
【やめて進化する美容賢者に聞きました!天野佳代子さんの「やめる美容」】「自分に厳しくするのはやめ。見た目も、内側からもヘルシーに」
奇跡の67歳としてメディアで美容情報を発信し、多忙な日々を送る天野さん。 「40代、50代と同じペースで仕事をしてきたら、明らかに免疫力が下がって、風邪をひきやすくなりました。長年自分に厳しくしてきましたが、自分を大切にすることに目覚めました。 昨年までは毎日のように飲んでいたお酒や食事会もやめて夜は家でのんびりとドラマ観賞。変えたことといえば、ランニングからウォーキングに、また白米は玄米に、白いお砂糖は極力使わないようにしています。避けているのは下を向く習慣。スマホやパソコンは目線が下がらないように台を使うなど工夫しています」
天野佳代子さんが「いま選ぶコスメ」
①ファンデーションの厚塗りは卒業 「ファンデーションの厚塗りをやめました。代わりに、肌に溶け込む自然な仕上がりのコンシーラーで気になる部分をカバーします」 オールアワーズ コンシーラー LC1[15ml]5,940円(イヴ・サンローラン ボーテ) ②ツヤのある唇でヘルシーさを演出 「疲れて見えるので、マットなリップをやめ、ツヤのあるものを使っています」。カメリアを思わせる華やかな色の美容液リップ。 クリスタルブルーム リップブーケセラム #11 3,740円(ジルスチュアート ビューティ) あまのかよこ●1957年生まれ。『美的』エディトリアルディレクター、『美的GRAND(グラン)』編集長を経て、フリーランスの美容ジャーナリストとして活動。著書に『10年前より可愛くなる 大人美容の正解』(主婦の友社)など。 編集・文=本田リサ(婦人画報編集部) 『婦人画報』2024年12月号より