「キムを怒らせたくはないが…」バイエルン伝説OB、韓国代表DFに本音。「最初から好きではなかった」部分を明かす
「キム、ウパメカノ、ダイアー、イトウ、スタニシッチ」
ナポリから加入し、2年目を迎える韓国代表DFが矢面に立たされている。 現地時間8月25日に開催されたブンデスリーガ開幕節で、ヴァンサン・コンパニ監督が就任したバイエルン・ミュンヘンは、ヴォルフスブルクと敵地で対戦。3-2でシーソーゲームを制した。 【動画】批判が殺到しているキム・ミンジェの痛恨ミス かろうじて勝点3を積み上げたものの、守備は不安が残る結果に。特に自陣で不用意にボールを奪われ、失点に繫がるミスを犯したキム・ミンジェには批判が殺到。バイエルンのレジェンド、ローター・マテウス氏も厳しい声を上げている1人だ。 63歳の元ドイツ代表MFは、26日に公開された現地メディア『Sky Sport』のコラムで、次のような論調を展開している。 「キムがナポリでやったようなプレーをするのは不可能だ。彼らはバイエルンとは全く違う守備をしていた。キムを怒らせたくはないが、彼は、安全性があり明確で素早いパスゲームの能力を兼ね備えていない。私は最初からそういうところが好きではなかった。彼はボールをバウンドさせる。それは最高レベルで求められるものではないし、バイエルンでもない。ナポリで見せていたタックルの強さも今のところない」 今夏には日本代表の伊藤洋輝も加わった。マテウス氏は「ディフェンスはバイエルンのアキレス腱」ではあるが、枚数自体は足りていると考えているようだ。 「ドルトムントとレバークーゼンのCBは現在、バイエルンのCBよりも安定しているように見える。しかし、守備に問題があるにもかかわらず、ヨナタン・ター(レバークーゼン)や他のCBと契約はしないだろう。キム、ダヨ・ウパメカノ、エリック・ダイアー、ヒロキ・イトウ、ヨシップ・スタニシッチと、このポジションをこなせる選手が5人もいる。あと1人加えるなら、多すぎるくらいだ」 昨季は無敗優勝したレバークーゼンに加え、伊藤が在籍したシュツットガルトにも抜かれ、屈辱のブンデスリーガ3位に終わったバイエルン。守備を立て直し、今季は自分たちが連勝街道を突き進めるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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