「セルフ-ポートレート」がクリストファー・ケインをコラボ 「クリエーター同士が支え合い、高め合う」新プログラムの第1弾
一方、チョンは中国の珠江デルタ地域の工場でのスタッフ・トレーニングにこれまで10年間を費やしてきたとし、「これらの工場が品質とコストパフォーマンスにおける私の期待を理解することが重要だ」と説明。「私はデザインしている時、どの工場が何をやっているのか、どうすれば私の顧客にとってより身近なものにできるかを正確に把握している。例えば、このコレクションに上質なチェーンメイルを使いたければ、他の素材は全体のコストを下げるために安価なものにする。だから、以前はクリストファーのコレクションに手が届かなかったファンも、今回は買うことができるだろう」と付け加えた。
クリエイティビティー繁栄のための場を提供
さらに、レジデンシー・プログラムを「クリエーター同士がお互いをライバル視するのではなく、支え合い、高め合う、真のパートナーシップの未来を象徴するもの」と考える彼は、ブランドのリソースを生かして「クリエイティビティーが繁栄するためのホーム」を提供することが自身の責任だと考えているという。今後もハレラ・ハウスの門戸をあらゆる分野のクリエーターに開く計画で、「(レジデンシー・プログラムは)私の顧客と世界との関わり方を反映したものにしたいので、そのチャンスは幅広くエキサイティングだ。私は、ライフスタイルのさまざまな側面を探求するというアイデアが大好き。体験や一つの製品、音楽、本、あるいは複数のクリエイターが予想外の方法で携わることもあり得る」と語った。