【箱根駅伝】連覇を目指す青学大 若林宏樹が5区への思い明かす「山の神になりたい」
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する青学大の若林宏樹選手(4年)が〝山上り〟への思いを明かした。 2年連続8度目の総合優勝を目指す上で、原晋監督(57)は「あいたいね大作戦」を発令。若林は「聞いた時は監督らしいなと思った」と振り返った上で「10年後、20年後にもう一度会いたいと思えるような世代にしていきたい」と抱負を述べた。 そんな若林は5区に対して並々ならぬ思いを抱いている。1年時は5区で区間3位に入り、チームの総合優勝に貢献。2年時は体調不良で欠場を余儀なくされたが、3年時は再び5区で区間2位の力走を見せ、総合優勝に貢献した。学生生活最後の箱根路に向けて、12日に東京・青山キャンパスで行われた壮行会では「5区で区間新記録を出す。最後の山上りなので、最高の笑顔で終わりたい」と力強く語った。 若林にとって5区の山上りは「入学前から憧れを持っていた」という特別な舞台。「山の神になりたいと思って4年間取り組んできた。その成果を出したい」と力を込めた。 指揮官が「箱根駅伝では山決戦が重要」と分析する中で、果たしてどんな走りを見せてくれるのか。チームの連覇へ「若の神」が「山の神」となる。
東スポWEB