イラスト・山崎のぶこ

日々たくさんの投稿が寄せられる、読売新聞の掲示板サイト「発言小町」。悩みを打ち明けるトピ主にユーザーが本音で応える意見交換の場です。今回は、結婚に焦りを感じているという女性からの投稿。交際中の男性が同棲を渋るため、この男性は諦めて、マッチングアプリで他の相手を探すことも考えているそう。小町ユーザーの反応と、恋愛・結婚問題に詳しい有識者のアドバイスは？

トピ主の投稿

同い年の彼と付き合って半年。「同棲どうかな？」と言うと「まだ早い」と断られました。私は実家暮らしで、2時間弱かかる彼の家に通うのに疲れました。そして結婚を焦っていて同棲で見極めたいのです。20代で結婚したいと彼には伝えています。30歳を過ぎてふられると、婚活が難しくなるので、マッチングアプリは将来のリスクに備えたいという一心です。仕事は好きで、経済的に男性に依存したい気持ちはありません。（みや）

ユーザーの反応は…

＜危機管理能力が素晴らしいと思う＞私はしました。結婚が怪しい彼と同時進行のマッチングアプリ。結果はマチアプの人と結婚です。半年以上メールを交換し、会いましょうってタイミングで彼氏と別れました。選択肢は一つじゃないって気付けてよかった。今、幸せですしね！（えりんぎ） ＜やるなら宣言してからやる＞隠れてやるとばれた時、関係が破綻するかも。「自分は結婚を見据えた真剣な付き合いをしている」と彼に伝えてください。はぐらかされるようなら「私もほかの選択肢を視野に入れないといけない」と言って婚活をスタートしてください。（ねこかい） ＜アプリじゃなくて　趣味のサークルとかは？＞テニスサークルとか山登り、ランニング、楽器やら色々ありますが、簡単にネットワークを広げられます。マッチングアプリだと露骨すぎるので、趣味のサークルに入るのはどうですか？　これならセーフだと思う。（では） ＜気兼ねはいらない＞結婚への近道は、結婚願望のある男性と付き合うことです。トピ主さんの場合は逆で、おそらく結婚はない。「付き合っている人がいるのにアプリは不誠実だ」と義理を立てるくらいなら、率直に結婚について話し合えばいい。（konoha） ＜普通に打診するしかないよ？＞経験上、婚活に集中できないのなら無理だと思う。彼への意識があるうちはやるだけ無駄。同棲は結婚の約束になるわけでもないから、「結婚したいと思っているけどあなたはどう思っている？」と切り出すしかない。（婚活で結婚できるとも） ＜うん＞二兎は追えないと思う。同棲から結婚へ、の流れよりも、同棲を断念してからお別れの方向に進むように思えてならない。若いうちに婚活に舵を切った方がいいのでは？（くま2） ＜結婚を焦ると＞ろくなことはないよ。全力投球なんてしない方がいい。押しが強すぎると相手が引いてしまうから。彼の家に毎週会いに行くのもやめたほうがいい。会いたければ、彼のほうから来るはず。もう少し冷静に彼との関係を見つめる必要がありそう。（たいやき） ＜その彼氏は脈がないと思う＞あなたは今だけの恋人としてキープされているにすぎません。恐らく次の人を探していますから、あなたも待たずにさっさと次の人を探した方がいい。ばか正直に彼に話す必要はありません。（いい人見つけてね） ＜決断力！＞結婚したいのか、彼と結婚したいのか？　彼と結婚したいなら待てばいいし、早く結婚したいなら別れて次へ。彼と早く結婚したいならプロポーズする。「今は無理」と言われたら別れればいい。決断力が大事です。（ちやち）

「○歳まで」彼に伝える

＜アラサー女性向けのトレンドメディア運営会社「4MEEE」（東京）編集ディレクター、里口風子さんの話＞結婚前の同棲で互いの価値観などの理解が深まり、心が安らぐ存在なのかなども確認できます。結婚を一つのゴールと考えるなら、『○歳までに結婚したいから、○歳まで同棲期間を設けたい』と彼に伝えましょう。彼があいまいにしたりするなら、新たな恋を探しては。