谷口将隆 判定負けで世界2階級制覇への挑戦遠のく 転級で3連勝中も及ばず
◇IBF世界ライトフライ級2位決定戦&東洋太平洋同級タイトルマッチ12回戦 タノンサック・シムシー―谷口将隆(2024年12月15日 大阪・住吉スポーツセンター) 元世界王者の谷口は1―2(112―116、115―113、113―115)の判定で敗れた。 序盤から右ストレートを軸に手数を出して主導権を握る東洋太平洋王者のタノンサックに対し、中盤あたりから左を上下に打ち分けて対抗したものの、及ばなかった。 23年1月にWBO世界ミニマム級王座を失い、ライトフライ級に転級して再起3連勝中だったが、今回の敗戦で世界2階級制覇への挑戦は遠のいた。