【300m防水、世界最高峰フリーダイバーと開発】ドイツ時計”ハンハルト”初のダイバーズウオッチコレクション
ドイツの時計産業史において重要な役割を果たしてきた老舗ブランド“HANHART(ハンハルト)”は、ブランド初となる独立したダイバーズウオッチコレクション“AQUASPHERE(アクアスフィア)”を発表。シリーズ1作目となる“ハンハルト アクアスフィア フリーフォール ブルー”を2024年12月に発売する。 【画像】視認性抜群の文字盤、裏面のレリーフなどディテールを見る ハンハルトが満を持して発表したダイバーズウオッチコレクション“アクアスフィア”は、3年以上という開発期間のなかで、様々なテストを実施してきた。 世界最高のフリーダイバーの1人に考えられている“Fabio Tunno”に提供されたプロトタイプは、様々な極限状況でのテストを克服するだけでなく世界選手権でも数々の成功を収めており、そのフィードバックは初号機である“アクアスフィア フリーフォール ブルー”に反映されているそうだ。
ケースとブレスレットは頑丈かつ手入れがしやすいステンレススチール製で、ねじ込み式リューズは安全性を高めるプロテクターでカバーされた。さらに、ケースの10時位置に組み込まれたヘリウムガスエスケープバルブにより減圧段階での時計を損傷から保護するなど、深海での使用にも耐える実用性、堅牢性を備えている。防水性能は約300mだ。 特徴的な溝が付けられたベゼルには、通常の反時計回りにしか回転できないクリック機構が備えられ、優れた機能性を発揮する。文字盤に配された針やアプライドインデックスには、スーパールミノバ C1のコーティングが施され、視認性の確保が難しい水中でも重要な情報を素早く読み取ることを可能としている。
スタイリッシュで高品質なエンボス加工をマットとポリッシュで仕上げた裏面には、水中世界の様子がデザインされ、海洋環境とのつながりを強調。新たなダイバーズウオッチに独自性を加えている。 さらに、クイック チェンジ・メカニズムが備わったブレスレットと、ダイバー用のエクステンションと微調整オプションを備えるクラスプにより、快適な装着感も実現。極限へ挑む深海ダイバーの要件を満たしたモデルとなっている。価格は39万6000円。
文◎Watch LIFE NEWS編集部