「初」モノづくし! アストンマーティン「ヴァルハラ」がついにデビュー…0-100キロ加速はなんと2.5秒、999台限定です
0-100キロ加速は2.5秒を実現
アストンマーティンは究極のドライバーズスーパーカーである「ヴァルハラ」を公開しました。生産は、2025年下半期を予定しています。今回は、999台限定のヴァルハラのテクノロジー部分にフォーカスして紹介します。 【画像】F1由来のボディデザインにも注目! アストンマーティン「ヴァルハラ」を見る(全27枚)
8速デュアルクラッチ・トランスミッションを搭載
アストンマーティン「ヴァルハラ」に搭載される1079ps/1100NmのPHEVパワートレインは、特注の828psを発揮するフラットプレーン・クランク4L V8ツインターボエンジンと、251psを発揮する3つのeモーターが組み合わされる。最高速度は350km/h、0-100km/h加速は2.5秒を実現し、ツインフロントアクスルeモーターは、トルクベクタリング、リバース、トルクフィール、EV専用ドライブモード、回生ブレーキとして作用する。 新開発のハイブリッド式8速デュアルクラッチ・トランスミッションには、応答性の高い油圧式電子制御リアディファレンシャルが装備されている。 また、ヴァルハラは、ダイナミクス、エアロダイナミクス、マテリアルの主要分野で、アストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズ(AMPT)とコラボレーションし、開発されたアクティブエアロダイナミクスは、240km/hから350km/hまでで600kgを超えるダウンフォースを実現する。
「初」採用が多いヴァルハラ
パフォーマンス重視のフォーミュラ1の方法論とテクノロジーを、壮大なデザインと目を見張るようなドライビングダイナミクスに融合させたヴァルハラは、究極のドライバーズスーパーカーにふさわしく、「初」の多いクルマである。 このモデルはアストンマーティン「初」の量産ミッドシップスーパーカーであり、「初」のプラグインハイブリッドである。また、特注の4Lツインターボ・フラットプレーン・クランクV8エンジンを搭載した「初」のモデルであり、eモーターと電子制御リア・ディファレンシャル(E-diff)を組み込んだブランドのまったく新しい8速デュアルクラッチ・トランスミッション(DCT)を採用した「初」のモデルでもある。 ヴァルハラはまた、斬新なデザイン言語も披露している。斬新なフォルムとプロポーションは、アストンマーティンの特徴である完璧で破綻のないラインを継承し、革新的なハイダウンフォース・アクティブ・エアロダイナミクスと融合している。 アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チームのコンサルティング部門であるアストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズ(AMPT)とのダイナミクス、エアロダイナミクス、マテリアルに関する緊密なコラボレーションは、ヴァルハラの設計と開発に新たな次元の知識と技術をもたらした。この重要な協力は、アストンマーティンがスーパーカーのエンジニアリングとパフォーマンスの限界を押し広げ、公道やサーキットで輝く車を提供するのに役立っている。 絶え間ない卓越性の追求により、ヴァルハラのスペックは当初のコンセプトから大きく進化し、出力、ダウンフォース、ダイナミック性能が大幅に向上した。その中心となるのが、828psの4LツインターボV8エンジンと、251psの3つの電気モーター(うち2つはフロントアクスルを駆動)から構成される、最高出力1079ps、最大トルク1100Nmのハイブリッド・パワートレインである。内燃エンジン(ICE)は207ps/Lを発生し、これはアストンマーティンの中で最高出力となる。 まったく新しい8速DCTトランスミッションがリアアクスルに駆動力を送り、一瞬での変速とスリリングなシフトキャラクターを実現する。パフォーマンス目標は、0-100km/h加速2.5秒、電子制御による最高速度350km/hである。
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