DJI、軽量設計“10g”のミニワイヤレスマイク「DJI Mic Mini」
DJIは、エントリー価格帯のワイヤレスマイク「DJI Mic Mini」を発売した。トランスミッター×2/レシーバー×1/充電ケースのセットが24,200円、トランスミッター×1/レシーバー×1のセットが13,200円、トランスミッター単体は7,700円、充電ケースは9,900円(すべて税込)で販売される。 【画像】トランスミッターの質量は10g トランスミッターの質量を「DJI Mic2」の半分以下の10gとした、軽量設計のミニワイヤレスマイク。トランスミッターはBluetooth経由でスマートフォンに直接接続することもでき、サードパーティ製撮影アプリでの音声録音も可能となっている。 マイクは無指向性で、レシーバーは一度にトランスミッター2台とペアリング可能。「ディテールを犠牲にせずに、複数の音源から録音」できるとアピールする。 デュアルチャンネル録音(モノラルとステレオ)をサポート。2台のトランスミッターからの音声分離や、1つのトラックに統合するといった柔軟な編集や調整に対応する。 2段階のノイズキャンセリングテクノロジーや、高い耐干渉性能により、交通量の多い道路や、屋外で行われるにぎやかな催事でも、高品質の録音を安定して続けることができるという。音声の伝送距離は400mまで。 録音補助機能として、声入力が大きすぎる場合に音量を下げ、音声の歪みを引き起こすクリッピングを回避する「自動リミッティング機能」を搭載する。レシーバーのダイヤルを使ってゲイン調整も可能。5つのレベル切り替えで、録音したサウンドの入力を制御することができる。 コンパクトながらも、充電ケースとの組み合わせで48時間の長時間使用を実現した。充電時間はレシーバーが約90分、トランスミッターが約100分。5分の充電で1時間使用できる急速充電にも対応する。トランスミッターがレシーバーからの信号を検知しない場合、自動的にスリープモードに移行する。 ほか専用アプリ「DJI Mimo」との連携機能として、メイントラックより6dB低い音量で録音するセーフティトラック機能も備える。
編集部:松永達矢