パリ市長、17日にセーヌ川泳ぐ 五輪へ安全性アピール
【パリ共同】パリのイダルゴ市長は15日、26日に開幕するパリ五輪を前に、トライアスロンのスイムなどが大会で実施されるセーヌ川を17日に泳ぐことを明らかにした。大会組織委員会のエスタンゲ会長らと一緒に遊泳する計画という。地元メディアが報じた。水質悪化が懸念される川の安全性をアピールする。 過去2週間、水質は問題ない水準を保っているという。セーヌ川の遊泳は水質悪化で1923年に禁止に。後に大統領となったシラク氏が市長時代に浄化の考えを表明したが、実現できなかったパリ市の悲願でもある。市は1世紀ぶりの五輪へ、巨費を投じて状況改善に取り組んでいる。