【ジャパンC】武豊が激白!ドウデュースへの本音「すごいよ、この馬」 番記者・三嶋まりえが突撃取材
[GⅠジャパンカップ=2024年11月24日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2400メートル] 【激レア】武豊とイチローさんのツーショット いよいよ今週末に迫った第44回ジャパンC(24日=芝2400メートル)。GⅠ馬7頭を擁する日本勢だけでなくオーギュストロダンら3頭の実力海外馬が勢揃いして“世界決戦”の様相を呈しているが、何といっても主役は天皇賞・秋で千両役者ぶりを見せつけたドウデュースと武豊。このコンビを見られるのも今回と有馬記念の2戦のみ。天皇賞・秋の振り返り、JCの展望、自身が主戦を務めたディープインパクト産駒のオーギュストロダン、そして野球界&競馬界のレジェンド共演…番記者・三嶋まりえ記者が武豊の本音に迫った。
武豊が激白!ドウデュースへの本音
――天皇賞・秋は快勝 武豊 スカッとしたね。今年2戦が不完全燃焼だったから、やっとという感じ。状態も本当に良かった。担当の前川さんも「今が一番いいような気がします」と言っていたけど、たしかにその言葉が分かった。 ――ラスト3ハロンは32秒5というすごい脚 武豊 速かったね。ペースも遅くて全馬が上がりの脚を使える展開だったけど、さらに上を行く脚を持っている馬だから、それに懸けた。残り100メートルを切ったあたりでは、もう届くなと思った。その瞬間は覚えている。 ――戦前のプランは 武豊 もう決まってたかな。迷いはなかった。すごい手応え抜群だったからいい感じだと思ったし、ダービーの3、4角を思い出した。 ――改めて名コンビぶりをアピール 武豊 この子のレースをしたら大丈夫だと改めて分かった。さらに強くなった気がするなあ。すごいよなあ、この馬。4年連続でGⅠ勝利。 ――さらに強くなったというのは 武豊 もともと切れ味があった馬だけど、さらに迫力が増したような気がする。切れる脚も使えるけど(長く)続くもんね。有馬記念もそうだったけど、3角からゴールまで持つ。最後の1ハロン、みんながちょっと止まりかけているところで止まらない。そこが武器になるかな。そう意味では、東京はこの馬に合っている。 ――今回も東京が舞台 武豊 ダービーを勝った2400メートルで、海外から超大物も来る。この馬のレースをするだけだけど、楽しみですね。 ――松島オーナーは「後ろからだからドキドキする」と 武豊 なんでドキドキするんだろう、訳分かんない(笑い)。もうちょい前だとあかんねん。なんであんなドキドキさすの?と言うけど、だから勝つねん(笑い)。 ――4年連続GⅠを勝ったことで、種牡馬としての価値も高まったのでは 武豊 GⅠ4勝のどれもインパクトが強いと思う。デビューからの3連勝で2歳チャンピオンになったり、ダービーを勝ったり、有馬記念を勝ったり、そして5歳で東京の2000メートルで(勝利)。本当にサラブレッドとして必要なものをたくさん持っている。来年の種牡馬入りが決まっているけど、すごい人気が出るでしょうね。