金沢学院大附が快勝で2回戦へ、攻防で札幌市立東月寒に良さを出させず【全中バスケ2024】
どこからでも得点できる金沢学院大附が快勝
8月23日、「第54回全国中学校バスケットボール大会」(新潟県・長岡市/三条市)大会2日目、男子決勝トーナメント1回戦で札幌市立東月寒(北海道/予選G組2位)と創部2年ながら勝ち上がってきた金沢学院大附(石川/予選C組1位)が対戦。試合開始から12-2というランを作ってリードした金沢学院大附はその後も着実に得点していき、79-33で勝利。14:50開始予定の2回戦では、新発田市立本丸(新潟/予選A組2位)を下した実践学園(東京/予選D組1位)と対戦する。 【表】男子決勝トーナメント表をチェック かつて野々市市立布水(石川)を全中優勝に導いた角田敏氏がヘッドコーチを務める金沢学院大附は、どこからでも得点できることが強み。試合開始直後、まず#16矢作拓真が、ジャンプ力を生かしてオフェンス・リバウンドを奪うとバスケットカウントで先取点を奪う。対する札幌市立東月寒は、予選リーグ戦2試合で79得点をマークした#55浜瀬光希のミドルシュートで初得点。その後、ゴール下へのカットに合わせてパスを入れて得点を重ねる金沢学院大附は、#5端野恵音の3Pシュートも飛び出して開始3分で12-2とリードを作った。ここで札幌市立東月寒はタイムアウト。間を開けて仕切り直すが、ボールマンへのプレッシャーが強く追加点が奪えない。終了間際に#11小見真叶がファウルをもらって点につなげたが、金沢学院大附の20-4で1Qを終えた。 立て直したい札幌市立東月寒は2Q、必死のディフェンスを見せるとリバウンドで優位に立ち、#5小林秀河、#55浜瀬が追加点。しかし、1Q以上にアップテンポな攻めを見せる金沢学院大附は#9堀田清翔の活躍もあって徐々に点差を広げていく。札幌市立東月寒は、#7佐々木礼の粘り強いディフェスから連続得点を奪うというシーンもあったが、得点力あるメンバーが揃う金沢学院大附は#4永山暖和、#6水上直哉、#11小見、#10カルドウェル佳哉が代わる代わるシュートを沈めていき、42-14で折り返した。