【独自解説】北朝鮮に“新星女将軍”誕生⁉娘・ジュエ氏が最高指導者“象徴ペアルック”で軍視察 一方、1万人の前で涙した金正恩総書記は「健康状態があまり良くない」?
Q. 「誰もが困難で大変な時期には、自分を産んで食べさせ着させ、第一歩を踏み出せるように育ててくれた母親のことを思います」とありましたが、幼少の頃の金総書記と母親の関係は、どうだったんですか? (李氏) 「とても絆は強かったと思います。生まれたときは金日成主席に隠れて育てられたので、最初は母親がほとんど面倒を見たと思いますし、母親が授業をしているような写真もありました。また、金総書記が20歳のときに亡くなっていますので、母親に対する郷愁は強く感じていると思います」
「全国母親大会」で金総書記は、「母親たちが愛国の心で大切に培った家庭が礎となって、国をしっかり支えているため、“社会主義大家庭”が強固である」としました。そして、母親の力が求められることとして「最近増えている非社会主義的な問題を一掃すること」「出生率の低下を防ぐこと」などを挙げました。 韓国統計局によると、北朝鮮の2023年の出生率は1.8。ちなみに、2022年の日本の出生率は過去最低の1.26、韓国は0.78でした。 Q.「1.8」とありますが、わからないですよね? (李氏) 「わからないです。地方で亡くなっている方たちの数はなかなか統計に表れませんから、正確ではないと思います。ですが、2014年は2.1ぐらいあったので、年々低下傾向にあるのは間違いないです。ただ、出生率を上げるより食料問題を解決するほうが大事だと思いますので、優先順位が間違っていると思います」
ジュエ氏「新星女将軍」に格上げ?「考えられるのは、金総書記の健康状態があまり良くないということ」
11月30日、金総書記と娘とみられるジュエ氏が、“ペアルック”で飛行部隊を視察しました。茶色いファーがついた革のコートにサングラスという姿で、金総書記よりも前を歩くジュエ氏。韓国メディアは「革のコートは『金総書記特有のファッション』で、幹部もなかなか着ることが許されない北朝鮮の“最高指導者”を象徴するアイテム。北朝鮮の最高指導者をイメージした演出だ」と報じました。 Q.ジュエ氏が写っている写真は、軍関係が多いですよね? (李氏) 「将来的に、軍との関係を意識しているのかもしれません。もしも女性の誰かが指導者になったとき、ネックになるのは軍です。軍を統率できるのか、軍がそれに従うのか、それが一番大切ですから」
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